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2018年7月13日

Hana

「助けてください…。」その②~ロコルで染めた場合~

 fuwat

マニックパニック~~~。

 

 

 

エンシェールズカラーバター~~~。

 

 

 

ロイドカラーディップ~~~。

 

 

 

3トップだと思ってる。

 

 

 

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【髪色に自由を】を胸にブリーチを専門とするカラリストです。【華があって品のある髪色】を派手髪の定義とし、徹底したカウンセリングと様々な派手髪スタイルで、貴女の魅力をより引き出し”なりたい”を叶えます

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初めましての方は僕がカラーで大切にしていることを必ずご覧ください。

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閑話休題

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で、だ。

ここ最近ケアブリーチ(笑)とかいうのが流行ってますよね。

凄いですよね。

枝毛切れ毛を94%カットですって。

これで枝毛切れ毛の原因になる塗布をしてても誤魔化せるよ。

やったねたえちゃん!これでブリーチオーダーが増えるよ!

 

 

 

 

 

っていう冗談はさておき。

 

 

 

 

 

そんなこんなで、数年前くらいから徐々に上がってきたブリーチ熱。

それに伴って各メーカーさんから様々な薬剤が出てきていますね。

ケアブリーチ()の関連もそうですし、同時にマニパニやなんかと同じ塩基性カラーってやつ。

あのあたりも、結構増えましたね。

なんだかんだ、不動の絶対王者MANIC PANIC感は否めないですけれど。

それでも、各社各剤、それぞれ剤型も発色も個性豊かでとっても楽しいです。

 

 

 

 

 

が、

 

 

 

 

 

その薬剤選定をミスると、結構な大事故になりかねません。

 

 

 

「助けて下さい…、あわよくば白にしたいです…。」

 

 

 

 

 

 

というこちらの子。

状況としては3回以上のブリーチの上から、国産メーカーのロコルという塩基性カラーで青系にされていたという…。

んで、ところどころピンクっぽくなっている部分もあるわけなんですけど…。

 

 

 

このロコルってやつが中々の曲者。

僕個人としては、水彩絵の具のような柔らかい発色をするのでとっても好きなんですけれど、このカラー剤に含まれている赤系の染料が、なかなかどうして分子量の関係上抜けない…。

 

 

 

「えっ?青にしてたのに赤系の染料…?」

と思われる方もいるかもしれませんが、このロコルは”日本人の髪の毛に合わせて発色しやすい処方”になっているそうで。

マニックパニックのような海外製品はあくまで外国人の方の髪の毛が基準。

日本人の髪の毛をブリーチして色を乗せるのとはまた話が違うわけで。

故にこのロコルは、日本人のブリーチされた髪の毛で綺麗に発色するように、赤系の染料を少し混ぜているんだとか。

 

 

 

で、だ。

塩基性染料をちゃんと落とそうとすると4つくらいパターンがあって…。

 

 

 

1、ブリーチオフ

 

その名の通り、所謂ブリーチ剤で落とす方法。

実際にはブリーチ剤ではなく、殆どパワーのないある剤でも落とせるんですけれど、落とした時の目的の明るさに合わせてそのパワーはコントロールしていく形になります。

ただし出来る薬剤と出来ない薬剤があり、ロコルを始めとする一部の塩基性カラーはこれをやろうとすると紅しょうがのようなピンクになったりします。

 

 

 

2、酸性クリアで落とす方法

 

所謂ヘアマニキュアと呼ばれるやつのクリアを塗布し落とす方法。

塩基性染料はプラスの電荷を持ち、髪の毛の内部のマイナスの電荷に吸着し発色します。

酸性染料はまんまこの逆。そのため、塩基性染料が吸着している上から酸性クリアを塗布し、それに吸着させることで落とせる…。

のですが、これが中々難しく、1回の塗布&放置ではあまり意味がなかったり、複数回やっても落ちない場合もあり、正直机上論と言わざるを得ないようなものです。

が、たまに上手くいってしまう場合があるのでイミワカンナイ。

 

 

 

3、超低パワーなパーマ剤で落とす方法

 

これはつい最近知った方法で、検証もされており結構有力な手段だと思っています。

そもそもなぜパーマ剤で落ちるのかと言うと、パーマの1剤は髪の毛の3つの結合を切り形を変えて繋げているのですが、このうちの1つ”イオン結合”というのを用いて塩基性・酸性染料が吸着発色するからです。

塩基性・酸性がイオン結合によって吸着しているところに、極低パワーなパーマ剤をかけることでイオン結合が切れ、落とすことが出来る。

しかしながら、そのパワーコントロールなどに相当な気を使わなければならない上、パーマ剤に対する知識も必要で且つ、そもそも髪の毛のダメージ度合いに因っては出来ない場合もあります。

非常に有効な手段ではあると思いますが、僕はこの方法を採用していません。誰かレクチャーしてください((((

 

 

 

4、アルカリカラーの褪色で少しずつ削っていく方法

 

これが今僕が一番多く用いる方法です。

アルカリカラー、所謂普通のカラー剤を塗布し、その褪色と共に落としていく。

何故かは知りませんが、落ちてくれるんですよね。

で、面白いことに、1のブリーチオフの最低出力と同じくらい、低ダメージで綺麗に落ちてくれます。

ただし1回の施術では落としきれないので、最低でも3回。

2ヶ月間かけて完全褪色させてから再度お越しいただくという半年は必要になってきます。

けれど、一番確実で且つ低ダメージで落とせるため、僕はこの方法を採用しています。

 

 

 

 

 

で、

 

 

 

 

 

先ずはダメージがK点越えしているおブス髪な部分を…、

 

 

 

 

ずっぱし切り落としまして。

 

 

 

 

 

んで、諸々下処理からonカラーから後処理までして、ちょこっとだけわがまま聞いてできたのがこちら…。

 

 

 

 

 

へい!!!

 

 

 

 

 

 

ほんのり紫みを感じるグレーから、青へのグラデーション。

これはもう、元のムラを活かして。

根元の地毛の部分は今後ホワイトにするために敢えて地毛のまま残しました。

ホワイトにするのに一番いい状態は、完全な地毛だからね。

 

 

 

 

 

 

毛先を近くで見るとこんな感じ。

比較的色落ちしていたり、青みが残っていた部分は青に、ピンクに変色していた部分は紫っぽく。

ランダムに混ざり合っているのもまた一興。

 

 

 

 

 

メニュー:ダブルプロセス+α(15000)

所要時間:2.5h

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よく、こういうカラーをやっていると…、と言うか美容技術全般に於いてそうですが、センスという言葉で片付けられる風潮が未だある気がします。

しかし、カラーもパーマもストレートも、なんならトリートメントも。

薬剤を用い髪の毛に変化を与えている以上、徹底した理論理屈に基づいてなければなりません。

そんな毛髪化学の全てを知り、実践するのには途方もない時間がかかるでしょう。

けれど、それが楽しくて面白いから今こうして僕はブリーチ専門のカラリストをやっているわけで。

 

まだまだ未熟な僕ですけれど、カラー…、特にブリーチに関する知識と経験だけはちょいとだけ自信があるので是非ご相談ください。

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