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2018年3月28日
Hana
「なるべくダメージ抑えて欲しいです!」→ぐうわかる。けどね、髪の毛のダメージって…。
fuwat
ヲタ恋が、地上波のみになるのか、ニコニコチャンネルになくて咽び泣いているわたくしHanaです。
もし本当に見れなさそうなとき、誰か助けてください。
あれを見れないなんて、心のダメージが大きすぎます。しんどみー。です。
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おケイさん、頼んだ。
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【髪色に自由を】を胸にブリーチを専門とするカラリストです。【華があって品のある髪色】を派手髪の定義とし、徹底したカウンセリングと様々な派手髪スタイルで、貴女の魅力をより引き出し”なりたい”を叶えます。
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初めましての方は僕がカラーで大切にしていることを必ずご覧ください。
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閑話休題
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僕の心のダメージはさておき、今日は髪の毛のダメージについて。
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僕はほら、美容室で行う施術の中でもぶっちぎりのダメージを誇るブリーチなんてものを振り翳し、メラニン殲滅と色彩の膂力を振るうことを生業としているのですけれど。
けれど、だからこそ、ダメージレベルには滅茶苦茶敏感になります。
僕がブリーチを出来ないとする基準は、”綺麗な状態に見せることが出来ないレベル”からです。
ポーラス状態(濡れるととろろ昆布、乾くとトウモロコシの髭)は勿論、それよりも結構手前のところをK点としています。
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そして、使う薬剤自体にも勿論こだわってはいますが、ぶっちゃけ薬剤による差はドングリの背比べだと思っています。
”その薬剤じゃなきゃ作れない色や質感”…、勿論根本的に、例えばアルカリカラーと酸性カラーと塩基性カラーでは全く異なりますが、同じ分類の中であれば、最近の薬剤は本当によくできていますから、良くも悪くもそこまで大きな差はなく、色や質感もその気になれば知識と経験でもって大体同じ感じにすることも出来てしまうんですよ。
…あと、最近話題になっているダメージレスブリーチ的なのだって、ちゃんとダメージしていますからね。
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逆に、塗布の仕方によって髪の毛への負担は大きく変わり、枝毛切れ毛ほわほわした感じになってしまうのをかなり防ぐことができます。
これはどれだけ薬剤に頼ろうと、変わらない事実です。
逆に、雑な塗布…、と言うか一般的にされがちな塗布だと、どれだけいい薬剤(笑)を使おうと、負担は大きくなります。
ですから僕は、ブリーチ剤に頼る前に、カラー剤に頼る前に、可能な限りダメージを抑える塗布テクニックでもって負担を最小限にし、その上でより良い薬剤選定や前中後処理をしています。
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この子は黒染めを複数回されていて、ネイビーにするにもブリーチ2回が必要な状態でした。
勿論、ブリーチ剤のパワーコントロールもしていますが、塗布の仕方に気を付けることでブリーチを2回していても、このようにしっかりとツヤのある状態のまま、黒染め部分を無くし綺麗な髪色にすることができます。
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でも…、
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髪の毛のダメージというのは、減点法です。
一度受けたダメージは、どんなにいいトリートメントをしようと何をしようと、2度と元には戻りません。
ダメージを無くす方法はただ一つ、カットによって物理的になくすことです。
ですから、どれだけ塗布の仕方に気を付けようと、どれだけいい薬剤(笑)や処理をしようと、限界があります。
勿論、可能な限り綺麗に見えるように頑張りますけどね。
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メニュー:Hanaカラー(18000)
所要時間:5h
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毛先のほうのほわほわ感、わかりますかね…?
こればかりはどれだけ頑張っても、スタイリングでアイロン通すなりしないとなかなか直せないです。
ですから、安直な黒染めや暗いブラウンにすること以上に、ダメージ度合いには本当に気を付けましょう。
無茶なブリーチや、トーンダウントーンアップの繰り返し、必要以上な縮毛矯正…。
美容師選びも本当に大事ですし、同時に、
濡れたら必ず乾かす、洗浄力の高すぎるシャンプーは使わない、アイロンの温度はなるべく130℃以下で…。
などなど、お家での髪の毛の扱いにも、十分に気を付けましょう。
どれだけ僕らが頑張ろうと、綺麗な色は作れても、綺麗な髪の毛は僕らの力だけでは作れないので。
皆様のご協力を、お願いいたします。
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